富山がチューリップで日本一!
2023.4.12に放送された林修の「ニッポンドリル」日本の絶景花絶景ランキングベスト6の、第5位に富山県の「砺波チューリップフェア」が選ばれました♪
富山のチューリップに関心を持って下さる方が増えてきたみたいで嬉しいです!
そこで今回は、なぜ富山がチューリップで日本一なのか、また見頃や地元祭り「となみチューリップフェア」の魅力5選、球根の販売先も大調査したいと思います!
富山がチューリップで日本一?
![チューリップ歴史](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/20230418_094730_0000-1024x724.jpg)
富山がチューリップで日本一だということをご存じでしたか?
富山が「何」のチューリップ日本一かというと「チューリップの球根出荷量」の日本一です。
チューリップの球根出荷量日本一(令和3年産※) 1位:富山県 出荷量:1,354万球 農林水産部農産食品課発表 2位:新潟県 出荷量 730万球 新潟県花き球根振興協議会検査実績 |
では最初に、富山がなぜチューリップの球根出荷量で日本一になったのか、歴史を紐解いてみたいと思います。
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
私達を、富山で初めて育てたのは
東砺波郡庄下村(現在の砺波市)の水野 豊造(ぶんぞう)さんです!
大正7年、富山県で初めてチューリップ球根10球あまりを取り寄せて栽培し始めた人です。
当時農業経営が厳しく、水野さんは所得を確保できる何かを探していた頃のことでした。
試しに栽培したチューリップの切り花が高値で売れ、次は球根も販売してみると高く買い取ってくれるお店があることを知り、そこから本格的に栽培が始まります。
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
砺波の人達が私達のことを気に入ってくれて、本当に嬉しかったです!
あっという間に水田裏作の特産物として広がっていったんですよ♪
運にも味方されたようで、砺波地方は球根生産に適した自然条件を備えていました。
その条件は3つ、
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
①雪のおかげです♪
雪が布団となり、冬に必要な温度や湿度を守ってくれました!
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
②太陽のおかげです♪
球根が育つ4から6月に太陽が必要なんですけれど、日照時間が長くて本当に助かりました。
おかげ様で、栄養保存庫の球根部分に、上質な栄養分をたっぷり詰めることが出来たんです。
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
③水のおかげです♪
私達は水が大好きで「大水飲み」ともいわれる程なんです。
砺波には雪解け水が十分に流れていて、しかも栄養豊富なので、スクスク育つことが出来ました!
全てが好条件に働き、先人の努力は10球を、砺波の地にしっかりと根付かせてくれました。
今の富山県が「チューリップの球根出荷量日本一」に発展したのも、全ては水野さんがチャレンジして下さったからだったんですね。
チューリップの球根出荷量日本一(令和3年産※) 1位:富山県 出荷量:1,354万球 農林水産部農産食品課発表 2位:新潟県 出荷量 730万球 新潟県花き球根振興協議会検査実績 |
市町村別球根出荷量(令和3年産) 砺波市 5,606(千球) 南砺市 2,568(千球) 高岡市 2,027(千球) |
富山のチューリップの見頃は?
![チューリップ見頃](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/png_20230418_094906_00003-1-1024x576.jpg)
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
富山のチューリップは、
4月下旬から5月上旬が一番のおすすめ時期ですよ♪
2023年3・4月は暖かかった日が多く、例年より早くチューリップが開花してきているようです。
毎年見頃の時期に合わせて、砺波チューリップ公園ではチューリップの祭典が行われています。
イベント会場では、チューリップに太陽が当たりにくいようにシートをかける等、開花時期を調節しているそうです。
ただ、開花がずれて咲く種類もあったり、会場以外の場所で咲いているチューリップ畑もたくさんあったりしますので、5月5日のGW頃までお楽しみいただけます♪
富山のチューリップの地元祭りの魅力5選!~入場料~
![チューリップ5選](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tyurittpu5sen.jpg)
それでは、富山のチューリップの地元祭りの魅力5選を確認していきましょう!
地元祭りは、前項で触れた富山県砺波市で行われ「となみチューリップフェア」といいます。
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
砺波市(となみし)はチューリップの球根栽培面積が全国NO1♪
その街にある”砺波チューリップ公園”をメイン舞台に、300万本ものチューリップ300品種が、個性豊かに大地を彩どるお祭りで、毎年全国海外から約30万人が来場されています。
2023年は73回目の開催となり、「チューリップが奏でる色彩のシンフォ二ー」と題して、4月22日(土)~5月5日(金)まで行われます。
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
イベントも盛りだくさん!
来場日をチェックしてみて下さいね♪
〇入場料
大人(高校生以上):一般1300円 /団体(20名以上)と前売り1200円
子供(小・中学生):200円 /団体(20名以上)と前売り200円*こどもの日は中学生以下無料
小学生未満:無料
〇入場券の販売
全国のコンビニエンスストア、Web等により販売
それでは富山のチューリップの地元祭り、日本で最大級規模の「となみチューリップフェア」の魅力5選を紹介いたします!
1選:砺波チューリップ公園のコーラス隊「花の大谷」♪
![花の大谷](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/hananoootani.jpg)
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
1選は砺波チューリップ公園に設置された「花の大谷」♪
圧巻の迫力で魅せる”力強さ”は、まるでコーラス隊♪
富山県立山黒部アルペンルート「雪の大谷」の雪壁をイメージして作られた、高さ4mのチューリップ回廊です!
2mの人が縦に2人立っていると想像すると、かなりの迫力ですよね!
この道は花の色によってストーリー化されているようです。
前半は白色系の花達が春の訪れをゆったりと告げ、後半は色とりどりのチューリップ達が春爛漫の中で、今年も春が来た喜びを全身で歌いあげているイメージです♪
回廊を通り終える頃には、チューリップ達の歓喜のメッセージが私達に届いて、心まで元気になっていることでしょう!
込み合うエリアですが調整されて、ぜひ花のコーラス隊の唄をお聞きになってきてくださいね!
2選:砺波チューリップ公園のシンボルタワーから地上絵が一望!
![チューリップタワー](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tawa-.jpg)
次に、砺波チューリップ公園のシンボルタワーから地上絵が一望できるベストスポットをご紹介します!
公園内にひと際目立つ新チューリップタワーは全長26m!
中央の上り用らせん階段63段を何とか登り切ると、展望台が待ってくれています!
展望台真ん中には3本のチューリップオブジェが堂々と咲き誇っています。
モデルは、富山オリジナル3品種の黄小町・白雲・とやまレッドです。
![黄小町<br>白雲<br>とやまレッド](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
白雲
とやまレッド
私達は園内のどこかに咲いています!
見つけてほしいなあ♪
高さ12.6mの展望デッキで360度のパノラマを気持ちよく見渡していると、砺波の地上絵を発見!
チューリップ達が絵を描いて何かメッセージを発信中、是非ご覧になってみて下さいね!
晴れている日には立山連峰も見えて、自然のエネルギーが心身一杯にチャージできますよ!
3選:富山県オリジナル37品種!
次は富山県オリジナル37品種のチューリップについてです。
「富山県のチューリップ」は水や大地に恵まれ、球根に栄養がたっぷり詰まっています!
ボリューム満点の元気いっぱいの花を披露してくれますよ!
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
「富山県オリジナル」は、37品種もあるんですよ♪
乙女桜・紅つるぎ・紫雲・明日香・赤い糸・茜
あけぼの・ありさ・乙女のドレス・黄小町
ゴールデンエンパイヤーステイト・恋の始まり
紅輝・情熱の花火・白天使・神通・新拓・玉鬘
月浪漫・とやまレッド・なごり雪・春乙女・春天使
春のあわゆき・春万葉・紅姿・紅獅子・炎の恋・紫水晶・夢の紫・桃太郎・由子・夕やけ小町・楊貴妃・隆貴・ルビーのつばさ・綿帽子♪
となみチューリップフェア会場のどこかに咲いていて、わかりやすく案内看板がついています。
インパクトのあるネーミングばかりなので、出会えたらピンとくるはず!
運試しで、楽しみながら探し出してみて下さいね!
富山のチューリップ球根の販売先
![球根](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/kkyu-kon.jpg)
ここで、富山のチューリップ球根の販売先をご紹介しておきますね。
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
上記の富山オリジナル品種も手に入りますよ♪
愛情たっぷりで育ててくださいね!
会場内の四季彩館の売店で、富山県産の球根を直接販売しています。
気に入った種類の球根があれば、その日に手に入ります。
また、砺波市の富山県花卉球根農業協同組合が運営している「チューリップ富山王国より、球根をお届けします」というHPからも購入できます。
上記の富山オリジナル品種も揃っていて、プロの方がチューリップの育て方や球根の扱い方を教えてくれているので、おススメです!
お祭りでの感動を、お宅の庭先で更に大きく育ててみて下さいね。
4選:砺波で発案したチューリップの水耕栽培!
![水耕栽培](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/suikousaibai.jpg)
砺波で発案したチューリップの水耕栽培をご存じですか?
会場内の”ひょうたん池”にチューリップが浮かんでいます!
一見絵に書いたような不思議な光景ですが、これがチューリップの水耕栽培です。
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
私達もビックリしています!
先にも紹介した通り、私達は水が大好きなので、この環境が嬉しくてたまりません!
斬新なアイデアなようで、実はチューリップの大好物の水と繋げてあげたわけですね。
今までの常識の中にはなかった幻想的な、未来の花壇をお楽しみいただけます。
5選:砺波チューリップ公園発のチューリップソフトクリーム
![チューリップソフト](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tyu-rittpusofuto.jpg)
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
第5選は、
砺波チューリップ公園発のチューリップソフトクリーム♪
チューリップ四季彩館内「カフェ・かくれ庵」では、チューリップソフトクリームを販売しています。
約20年前に、日本で初めてチューリップソフトを考案されたお店です。
チューリップは富山県の県花ですから、このソフトは富山を代表する味の一つといえるでしょう!
一体どんな味なんでしょうか?
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitxyu-rixtup-150x150.png)
バニラ味に、チューリップエキスのシロップが入っています♪
このソフトの一番の楽しみは、余韻♪
バニラの後に残る花の蜜のような後味がやさしく広がるイメージ!
ぜひ食べてみてくださいね♪
普通サイズ1つ380円、ミニサイズ220円、税込みですよ。
会場に行かれたら、ぜひお立ち寄りになってみてくださいね!
カフェ・かくれ庵:(0763)-33-0770/定休:木曜日 営業時間:9:00~17:30 ランチタイム11:30~14:00 ティータイム9:00~17:30 |
砺波チューリップ公園までのアクセス
砺波チューリップ公園までのアクセス(配信:となみチューリップフェア公式HP)
〇自動車でお越しの方
![砺波チューリップ地図](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamitizu.jpg)
カーナビには(チューリップ四季彩館 TEL:0763-33-7716)とご登録をお願いします。
●砺波インター→一般道(約5分)→砺波チューリップ公園
●高岡砺波スマートインター → 一般道(約7分)→砺波チューリップ公園
〇電車でお越しの方
![](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/tonamiakusesu-dennsixya.jpg)
●東京駅→北陸新幹線(約2時間30分)→新高岡駅→JR城端線(約20分)→ 砺波駅 →無料シャトルバス(約5分)→砺波チューリップ公園
●大阪駅→ サンダーバード(約3時間20分)→ 金沢駅 北陸新幹線(約14分)→新高岡駅→JR城端線(約20分)→ 砺波駅 →無料シャトルバス(約5分)→砺波チューリップ公園
●名古屋駅→ 特急しらさぎ(約3時間20分)→金沢駅 北陸新幹線(約14分)→新高岡駅→JR城端線(約20分)→ 砺波駅 →無料シャトルバス(約5分)→砺波チューリップ公園
〇飛行機でお越しの方
●富山きときと空港→連絡バス(約20分/片道410円)→富山駅北陸新幹線・JR城端線(約50分)またはあいの風とやま鉄道・JR城端線(1時間20分)→砺波駅 →無料シャトルバス(約5分)→ 砺波チューリップ公園
〇駐車場
普通車 500円 マイクロバス 1000円 |
配信:となみチューリップフェア公式HP
まとめ
![チューリップまとめ](https://blognotobira.net/wp-content/uploads/2023/04/matome.jpg)
「富山がチューリップで日本一?見頃・地元祭りの魅力5選・販売先を大調査!」をお届けしましたが、いかがでしたか?
10球から始まった物語がこんなにも展開していくなんて、水野さんは想像がついていたでしょうか。
歴史と今を繋ぐ「となみチューリップフェア」を一人でも多くの方々に見ていただけると嬉しいです♪
2023色彩が奏でるシンフォニーを、是非聞きに来てくださいね♪
富山でお待ちしています!
コメント