集中力と創造力は同じではない?|目的に合わせて脳の状態を整える周波数

バイノーラルビート⑤ 第4研究室:本来の力

こんにちは、TOBIRAです。

仕事や勉強をするとき、

「もっと集中したい」

と思うことがあります。

一方で、文章を書いたり、企画を考えたり、何か新しいものを作ろうとするときには、

「もっとアイデアが出てきたらいいのに」

と思うことがあります。

私は以前、この二つをどちらも、

「脳の働きを高めればいい」

くらいに考えていました。

でも、脳波や周波数について調べていくうちに、一つ気になることが出てきました。

集中するときと、新しいアイデアを生み出すときでは、必要としている状態が少し違うのではないか?

ということです。

今回は「何Hzを聴けばいい」という周波数一覧ではなく、

集中力と創造力を使うとき、人間はどんな状態を必要としているのか。

そこから考えてみたいと思います。


◆ 集中力と創造力は、似ているようで違う

何かに集中しているとき、私たちは一つの対象へ意識を向けています。

文章を読む。

数字を確認する。

資料を作る。

決められた作業を進める。

必要のない情報をできるだけ脇へ置き、一つのことに意識を向け続ける力が必要になります。

一方、創造するときはどうでしょう。

新しい企画を考える。

文章のアイデアを探す。

絵や音楽を作る。

今までになかった組み合わせを考える。

こちらでは、一つの答えだけを見るよりも、

いろいろな情報を結びつけることが必要になります。

つまり、

集中=絞る

創造=広げて、つなげる

という違いが見えてきます。

どちらも大切な人間の機能ですが、同じ使い方ではないのです。


◆ 「集中できない」ではなく、今は何をする時間なのか?

ここで一つ、面白い見方ができます。

仕事をしていて、別のアイデアが次々と浮かんできたとします。

「私は集中力がない」

と思ってしまうかもしれません。

でも、そのとき脳は、もしかすると**「広げる」方へ動いている**のかもしれません。

反対に、

「何か新しいアイデアを出そう」

と机の前で必死に一つの答えを考え続けても、なかなか浮かばないことがあります。

そんなときは、集中力が足りないのではなく、

絞りすぎている

可能性もあります。

だから私は、

「集中力を高めよう」

と考える前に、

「今、私は何をする時間なのだろう?」

と確認することが大切だと思っています。


◆ 脳波から見る「集中」と「創造」

脳の活動を考えるとき、一つの手がかりになるのが脳波です。

脳波には、ベータ波、アルファ波、シータ波、ガンマ波など、いくつかの周波数帯があります。

ただし、

「この脳波なら必ず集中できる」

「この脳波になれば必ずアイデアが出る」

という単純なものではありません。

私が注目しているのは、目的によって求める状態が違うということです。

例えば、アルファ帯域は比較的リラックスした覚醒状態との関連が研究されており、創造的な課題との関係も調べられています。

一方、集中や高度な情報処理についても、さまざまな脳波活動との関係が研究されています。

つまり大切なのは、

「高い脳波が優秀」「低い脳波がリラックス」と単純に分けることではなく、何をするための状態なのかを見ること。

私はこの視点を大切にしています。


◆ アイデアが必要なら、あえて「集中しない時間」を作る

創造性について考えると、とても興味深いことがあります。

アイデアは必ずしも、

「さあ、考えよう」

と力を入れた瞬間に出てくるとは限りません。

お風呂に入っているとき。

散歩をしているとき。

眠る直前。

ぼんやり窓の外を見ているとき。

まったく別のことをしているときに、

「あっ!」

と答えが浮かぶことがあります。

これは、私がニコラ・テスラやエジソン、アインシュタインなどの思考法を調べてきた中でも、とても興味を持っている部分です。

創造するためには、

集中する時間だけではなく、意識を少し緩める時間も必要なのではないか。

そう考えると、

「集中できていない時間=無駄」

とは限らなくなります。


◆ では、周波数はどこで使うのか?

ここで周波数の出番です。

私は周波数を、

集中力や創造力そのものを与えてくれるもの

とは考えていません。

そうではなく、

自分がこれから使いたい機能に合わせて、状態を切り替えるための道具の一つ

として考えています。

例えば、

これから細かい作業をする。

これから文章を書く。

これからアイデアを考える。

いったん考えるのをやめて頭を緩める。

それぞれ必要な状態は違います。

だから、

「集中には○Hz」

と一つの数字を覚えるより、

「私は今、どんな状態を作りたいのか?」

を先に決める。

そのうえで周波数や音を選び、自分の反応を観察してみます。


◆ 「高める」より「切り替える」

集中力や創造力というと、

もっと高める。

もっと強くする。

もっと長く続ける。

と考えがちです。

でも、人間は一日中集中し続けることも、一日中アイデアを出し続けることもできません。

必要なのは、

ずっと高い状態を維持することではなく、必要なときに必要な機能へ切り替えられること

なのかもしれません。

集中するときは、絞る。

創造するときは、広げる。

そして疲れたら、休める。

この切り替えができれば、自分の持っている力をもっと使いやすくなるのではないでしょうか。


◆ まずは、自分の「集中」と「創造」を観察してみる

ここで簡単な実験をしてみましょう。

何かに集中できた日、

「今日は、なぜ集中できたのだろう?」

と振り返ってみます。

反対に、良いアイデアが浮かんだときには、

「その直前、私は何をしていた?」

と思い出してみてください。

机に向かっていた。

歩いていた。

音楽を聴いていた。

お風呂に入っていた。

誰かと話していた。

眠る直前だった。

何度か記録していくと、

自分が集中しやすい条件と、アイデアが生まれやすい条件は違う

ことに気づくかもしれません。

それは、自分自身の機能を知るための大切なデータになります。


◆ おわりに|自分の機能に合わせて「状態」を選ぶ

集中力と創造力。

どちらも、私たちがもともと持っている大切な機能です。

だから、

「もっと集中力をつけなければ」

「もっと創造力を高めなければ」

と考えるだけではなく、

自分がその力を使いやすくなる条件を知る。

そこから始めてみてもいいのではないでしょうか。

集中するときは、絞る。

創造するときは、広げる。

そして、その間を上手に切り替える。

周波数も、その切り替えを試すための道具の一つとして使ってみる。

TOBIRA✦LABOでは、これからも偉人たちの思考法や脳の働き、周波数などを手がかりに、

人間が本来持っている機能を、実際の生活でどう使えばいいのか

という視点から探究していきます。

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