あなたは、
「好き」と「才能」は同じものだと思いますか。
私は、長い間、
この二つを同じようなものだと考えていました。
才能とは、
生まれ持って授かった特別な能力。
好きとは、
時間を忘れて夢中になれること。
どちらも、
自分らしさにつながるものだと思っていたのです。
だから私は、
「自分の才能は何だろう。」
という問いを、
何度も繰り返していました。
ところが、
本を書くために、
マイケル・ジャクソンについて調べ始めてから、
私の考えは少しずつ変わっていきました。
映画。
インタビュー。
ドキュメンタリー。
残された数多くの映像や言葉。
何度も何度も見返しているうちに、
一つのことに気づいたのです。
マイケルは、
自分の「才能」を語る人ではありませんでした。
それよりも、
子どもの頃に夢中になった音楽。
心を動かされたダンサー。
尊敬していたアーティスト。
感動した映画。
美しいと思った芸術。
そんな「好き」の話を、
本当に楽しそうに語っていました。
私は、
そこに少し驚きました。
世界中が認める才能の持ち主なのに、
マイケルは、
「才能」
という話を、
ほとんどしていませんでした。
さらに、
調べていくうちに、
もう一つ気づいたことがありました。
マイケルは、
子どもの頃から、
好きなアーティストの映像を何度も見ていました。
ジャッキー・ウィルソン。
ジェームス・ブラウン。
ただ憧れていたのではありません。
身体の動き。
リズム。
ステージでの表現。
細かな仕草まで観察し、
何度も真似をしていたのです。
私は最初、
「すごい努力家だったんだ。」
と思いました。
でも、
少し違いました。
好きだから、
見てしまう。
好きだから、
真似したくなる。
好きだから、
自然と身体が覚えていく。
努力というより、
夢中だったのです。
そして、
世界的なスターになってからも、
その姿勢は変わりませんでした。
美術館へ行く。
映画を見る。
文学を読む。
パントマイムを学ぶ。
ジャンルを超えて、
心を動かされたものを吸収し続けていました。
私は、
「才能」という言葉が、
少し違って見えました。
私は、
才能とは、
「何ができるか。」
を探すものだと思っていました。
でも、
マイケルを見ていると、
違う景色が見えてきます。
まず、
心が動く。
好きになる。
もっと知りたくなる。
もっと見たくなる。
もっとやってみたくなる。
その繰り返しの先に、
その人だけの表現が育っていく。
私は、
そんな順番もあるのではないかと思うようになりました。
私自身も、
振り返ってみました。
文章を書くこと。
考えること。
人が本来持っている力について学ぶこと。
そして、
一冊の本としてまとめること。
どれも気づけば、
時間を忘れて取り組んでいました。
ただ、好き。
それだけだったのです。
これまでにも、
似たような考え方に触れたことはありました。
でも、
その時は、
本当の意味では受け取れていなかったのだと思います。
今、
マイケルの人生を通して出会ったからこそ、
心に入ってきました。
同じ言葉でも、
届く時と、
通り過ぎてしまう時があります。
「必要な時に、
必要なものがやってくる。」
そんな言葉があります。
私は今回、
その意味を改めて実感しました。
もし今、
「私の才能が、まだ見つからない」
そう感じている方がいたら、
一度だけ、
問いを変えてみませんか。
「私の才能は何だろう。」
ではなく、
「私は、
何をしている時に、
一番心が動くだろう。」
私は、
その問いの先にある時間こそ、
自分だけの「好き」と出会える場所なのではないかと思っています。
マイケル・ジャクソンは、
そんな「好き」と「才能」の新しい見方を、
私に教えてくれました。
📖note シリーズ一覧
心に残った気づきや、その時に受け取ったことを、短くまとめています。
▶ 「マイケル・ジャクソンから教わった、「好き」と「才能」のこと。https://note.com/beat_club2025/n/nac974465c804?app_launch=false

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▶ マイケル・ジャクソンから学ぶ 自分だけの光を思い出す方法
マイケルの人生を通して
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※マイケル・ジャクソンの人生から受け取った気づきを、マイケルと私の対話形式で綴っています。



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