第2話|「好き」と「才能」の違い― マイケル・ジャクソンが教えてくれた、もう一つの見方 ―

hikarimaikeru9 第1研究室:好き

 

あなたは、

「好き」と「才能」は同じものだと思いますか。

 

 

私は、長い間、

この二つを同じようなものだと考えていました。

 

才能とは、

生まれ持って授かった特別な能力。

 

好きとは、

時間を忘れて夢中になれること。

 

どちらも、

自分らしさにつながるものだと思っていたのです。

 

だから私は、

「自分の才能は何だろう。」

という問いを、

何度も繰り返していました。

 

 

ところが、

本を書くために、

マイケル・ジャクソンについて調べ始めてから、

私の考えは少しずつ変わっていきました。

 

映画。

インタビュー。

ドキュメンタリー。

残された数多くの映像や言葉。

 

何度も何度も見返しているうちに、

一つのことに気づいたのです。

 

 

マイケルは、

自分の「才能」を語る人ではありませんでした。

 

それよりも、

子どもの頃に夢中になった音楽。

 

心を動かされたダンサー。

 

尊敬していたアーティスト。

 

感動した映画。

 

美しいと思った芸術。

 

そんな「好き」の話を、

本当に楽しそうに語っていました。

 

私は、

そこに少し驚きました。

 

世界中が認める才能の持ち主なのに、

マイケルは、

「才能」

という話を、

ほとんどしていませんでした。

 

 

さらに、

調べていくうちに、

もう一つ気づいたことがありました。

 

マイケルは、

子どもの頃から、

好きなアーティストの映像を何度も見ていました。

 

ジャッキー・ウィルソン。

 

ジェームス・ブラウン。

 

ただ憧れていたのではありません。

 

身体の動き。

 

リズム。

 

ステージでの表現。

 

細かな仕草まで観察し、

何度も真似をしていたのです。

 

私は最初、

「すごい努力家だったんだ。」

と思いました。

 

でも、

少し違いました。

 

好きだから、

見てしまう。

 

好きだから、

真似したくなる。

 

好きだから、

自然と身体が覚えていく。

 

努力というより、

夢中だったのです。

 

そして、

世界的なスターになってからも、

その姿勢は変わりませんでした。

 

美術館へ行く。

 

映画を見る。

 

文学を読む。

 

パントマイムを学ぶ。

 

ジャンルを超えて、

心を動かされたものを吸収し続けていました。

 

私は、

「才能」という言葉が、

少し違って見えました。

 

私は、

才能とは、

「何ができるか。」

を探すものだと思っていました。

 

でも、

マイケルを見ていると、

違う景色が見えてきます。

 

まず、

心が動く。

 

好きになる。

 

もっと知りたくなる。

 

もっと見たくなる。

 

もっとやってみたくなる。

 

その繰り返しの先に、

その人だけの表現が育っていく。

 

私は、

そんな順番もあるのではないかと思うようになりました。

 

 

私自身も、

振り返ってみました。

 

文章を書くこと。

 

考えること。

 

人が本来持っている力について学ぶこと。

 

そして、

一冊の本としてまとめること。

 

どれも気づけば、

時間を忘れて取り組んでいました。

 

ただ、好き。

 

それだけだったのです。

 

 

これまでにも、

似たような考え方に触れたことはありました。

 

でも、

その時は、

本当の意味では受け取れていなかったのだと思います。

 

今、

マイケルの人生を通して出会ったからこそ、

心に入ってきました。

 

同じ言葉でも、

届く時と、

通り過ぎてしまう時があります。

 

「必要な時に、

必要なものがやってくる。」

 

そんな言葉があります。

 

私は今回、

その意味を改めて実感しました。

 

 

もし今、

「私の才能が、まだ見つからない」

そう感じている方がいたら、

一度だけ、

問いを変えてみませんか。

 

「私の才能は何だろう。」

ではなく、

 

「私は、

何をしている時に、

一番心が動くだろう。」

 

私は、

その問いの先にある時間こそ、

自分だけの「好き」と出会える場所なのではないかと思っています。

 

マイケル・ジャクソンは、

そんな「好き」と「才能」の新しい見方を、

私に教えてくれました。

  

 

 

📖note シリーズ一覧

心に残った気づきや、その時に受け取ったことを、短くまとめています。

▶ 「マイケル・ジャクソンから教わった、「好き」と「才能」のこと。https://note.com/beat_club2025/n/nac974465c804?app_launch=false

hikarimaikeru10

 

 

 


 

📖Amazon Kindle

▶ マイケル・ジャクソンから学ぶ 自分だけの光を思い出す方法

マイケルの人生を通して
自分自身の「光」を思い出すための一冊です。
※マイケル・ジャクソンの人生から受け取った気づきを、マイケルと私の対話形式で綴っています。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました