あなたは、
「好き」と「才能」は同じものだと思いますか?
私は、長い間こう考えていました。
才能とは、生まれ持って授かった特別な能力。
そして、
好きとは、時間を忘れて夢中になれること。
だから私は、
「自分の中に眠っている才能を見つけることが大切なんだ。」
と思っていたのです。
ところが、マイケル・ジャクソンについて学び始めてから、その考えは少しずつ変わっていきました。
マイケルは幼い頃から歌い、踊っていました。
世界中の人が認める才能の持ち主です。
ですから私は最初、
「やっぱり才能があったから、あれほどの作品を生み出せたんだ。」
と思っていました。
でも、本を書くためにインタビューや映像を何度も見返していると、あることに気づきました。
マイケルが何度も語っていたのは、
「才能があるから続けた。」
ということではありませんでした。
むしろ、
作品を作ることが好き。
音楽が好き。
踊ることが好き。
どんなきっかけだったとしても、
子どもの頃に出会った「好き」を、大人になっても失わずに生き続けていた人だったのです。
そこで私は、
今までの考えを見直すようになりました。
もしかすると、
才能を先に見つけるのではなく、
好きだから続ける。
その姿を見た周りの人が、
「それが、あなたの才能ですね。」
と気づくのではないだろうか。
そんな考えが浮かんできたのです。
この違いは、とても大きいと思いました。
もし、
「才能を探そう。」
と思うと、
自分の中を探し始めます。
でも、
見つからない。
「私には特別なものがないのかもしれない。」
そんな気持ちになる人も少なくありません。
一方で、
「好きなことを大切にしよう。」
と思うと、
毎日少しずつ続けられます。
夢中になれます。
気づけば人より詳しくなっています。
そしてある日、
周りの人から、
「それって、あなたの才能ですね。」
と言われる。
私は、その流れの方が自然なのではないかと思うようになりました。
もちろん、
生まれ持った能力の違いはあるでしょう。
マイケルにも、生まれ持った歌声やリズム感があったと思います。
でも、それだけでは説明できません。
何十年もの間、
世界中の人を魅了する作品を生み出し続けられた理由は、
才能だけではなく、
「好き」を失わなかったこと。
そして、
「好き」があふれ続けていたこと。
そこにあったように感じています。
私自身も、この本を書きながら気づきました。
文章を書くこと。
考えること。
人が本来持っている力について学ぶこと。
そして、一冊の本という形にすること。
どれも、
「やらなければならない。」
という気持ちではありませんでした。
気づけば時間を忘れ、
夢中になって取り組んでいたのです。
だから今は、
才能を探すことよりも、
「私は、何が好きなのだろう。」
という問いを大切にしています。
その問いに素直になった先で、
自分だけの才能は、
自然と形になっていくのかもしれません。

あなたにも、
時間を忘れて夢中になれることはありませんか?
もしあるなら、
それは、まだ小さな「好き」かもしれません。
その「好き」を大切に育てていくことが、
やがて、
あなただけの才能へとつながっていくのではないでしょうか。
マイケル・ジャクソンの人生は、
私に「好き」と「才能」の新しい見方を教えてくれました。
だからこの本も、
マイケルの人生を紹介するためだけではなく、
読者一人ひとりが、自分だけの「好き」と「光」を思い出すきっかけになれば・・。
そんな願いを込めて書いています。
📖 『マイケル・ジャクソンから学ぶ 自分だけの光を思い出す方法』
この本では、
「好き」と「才能」の違いをはじめ、
マイケル・ジャクソンの人生を通して、
自分だけの光を育てるヒントを、対話形式でお届けしていきます。
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